6/25櫻子杯使用 ヨノワール始動トリルイーブイバトンwithワルビアル
本日さくらこカップというインターネット大会に出ました。結果は5-5と良いとも悪いとも言えない戦績でしたが、参加者が強豪揃いの中ではなかなか健闘したほうなので記念に構築記事を書くことにします。
ワルビアル等の調整の記事もあまり見かけないので備忘録を兼ねてここに記します。
少し前に噂で「今のレート上位はヨノワールからのイーブイバトンをする」と聞いたことがあり、試してみたかった構築。どうやらそのレート上位のイーブイバトン使いは構築記事を公開していないため試行錯誤しつつ自分で作成。
コンセプトは「ヨノワールのトリックルームが切れる前に置き土産をし、イーブイZをしてトリルが切れたあとにバトンタッチをする」というもの。
これによりイーブイが常に安定して先手を取り続けることができる。
・ヨノワール@メンタルハーブ
穏やか H252 D236 S20
技:トリックルーム / まもる / 挑発 / 置き土産
起点作りエース。イーブイに続き圧倒的に選出率の高いポケモン。
トリックルームから入り守るや挑発で時間を稼ぎ、トリックルームが残り2ターンになるターンに置き土産を決め自主退場し、イーブイにつなげる。
その後トリル下のイーブイが相手の上をとりナインエボルブースト後はイーブイ自身のSが上がり安定して相手のポケモンより先にイーブイを行動させる。
相手がバシャーモの場合は常にトリル下でイーブイを動かせるようにターン調整をするなど臨機応変に動く。
メンタルハーブを持たせることで、相手に挑発をされてもトリル下で挑発を返すことができるのが最大の強み。
性格は最初は図太いにしようか悩んだが、イーブイバトン相手には初手は特殊アタッカー(主にテテフ)が多いので穏やかで正解だった。
レート対戦で一度だけ攻撃技(ナイトヘッド)がなくて負けたことがあるがそれ以外この技構成で困ったことはない。
Sはカバルドンに上から挑発をできる程度に振った。
臆病 H244 C84 D28 S148
技:アシストパワー / とっておき / みがわり / バトンタッチ
特筆するべきところがないこの構築の核となるポケモン。
CはHBドヒドイデを殺す調整。残りをできるだけSに振った。
・エルフーン@気合いのタスキ
臆病 HS252 B4
特性:いたずらごころ
技:挑発 / 置き土産 / 追い風 / 悩みの種
主に起点にしづらいジャローダに対して繰り出すポケモン……なのだが悪タイプに悪戯心が通じずサイコフィールドで無効化されとかなり動きにくさを感じたポケモン。ジャローダが見えていてもエルフーンがいれば牽制できるため正直見せポケ感が非常に強い。
ただ、見せているだけで価値があるポケモンであることは確かである。
・ミカルゲ@ラムのみ
慎重 H252 B108 D148
特性:すりぬけ
技:鬼火 / 挑発 / 置き土産 / 岩石封じ
HBはミミッキュのじゃれつく+かげうち耐え、Dはメガゲンガーのシャドボを2発耐え。
2匹の起点作りポケモンではどうしても対処しづらい素催眠ゲンガーを滅ぼすマン。
すり抜けなので安心して岩石封じをうつことができ、イーブイにつなげる。
ゲンガーピンポのため選出機会はほとんどなかったが持ち物ラムの実は読まれにくく、素催眠ゲンガー相手にはしっかり活躍してくれた。
・エーフィ@たべのこし
図太い HB252 C4
特性:マジックミラー
技:アシストパワー / めざめるパワー(闘) / めいそう / あさのひざし
いわゆる普通のアンカー型エーフィ。基本的にアンカーはこっち。
最初は霊半減の木の実を持たせていたが食べ残しのほうが汎用性が高かったように思える。
めざ闘は重いバンギ用に。基本はアシパでだいたいなんとかなる。
いじっぱり H252 B148 S104
特性:じしんかじょう
技:つけあがる / 挑発 / 地震 / ビルドアップ
Sは最速1加速メガバシャーモ抜き、雨下メガラグラージ抜き。残りをBに。
バトンアンカー。なぜかあんまり使ってる人がいなかったアンカー型ワルビアル。この構築を考える際調整を探すために苦労したため記事を書くことにした次第である。
当初大会はサメ軸でいこうかと考えたがこのワルビアルバトンパを書きたかったから大会にバトンパで参加したといっても過言ではない。
エーフィと違ってマジックミラーはないものの自身が挑発を持っているため独自の強みを持つ。また、たまにイーブイバトンが失敗してもビルドアップと自信過剰でバトンなしで3タテすることも稀にだがあった。
基本的にエーフィにバトンアンカーは任せるがエーフィと違いシャドークローの急所で落ちない、バトン先がワルビアルかエーフィかわからないので一貫する技がない等相手に牽制できる強みがある。
ゴロンダを使用するか悩んだが素早さやサブウェポンの強さなどの関係でワルビアルを使うことになった。
バトン後の自信過剰からのつけあがるはナットレイのような並の耐久では受けきれず、半減のポケモンすら一撃で葬り去る凶悪さを持つ。
ただし特防に振ってるわけではないので特殊急所では案外あっさり死ぬ。
当初の計画ではいじっぱりでAに努力値を振ろうとしていたがどう見てもオーバーキルであることに気づいたため作り直そうとしてるポケモン。D↑の性格で再調整を考え中。
このPTはイーブイ絶対選出の戦略が単純なバトンパであるため当然こちらの戦略がバレれば弱いし、共通のイーブイバトン対策である吠えるバンギラスや呪いミミッキュ等に弱い。
それでもなお構築を公開したのは急所被弾以外は安定してレートを稼ぐことができるPTであると同時に、ヨノワール始動トリルバトンに関するアーカイブがあまりにも少ないと感じたためである。
大会は強者が多く、さすがに普段のレーティングのようにイーブイバトンがあっさり決まるなんてことはなかった。
やはり強いプレイヤーはインターネット大会であっても当然のようにイーブイバトンを対策していた。
すべてのポケモンの対策はできないが、やはり催眠ゲンガーとあわせてイーブイバトン、オニゴーリは自然と対策した上で強いPTを組むことができるのが現在のポケモンでは必要なのかなと勉強になったインターネット大会でした。
大会主催者のさくらこさん、ありがとうございました。また参加したいです。
対戦で当たった方、ありがとうございました(^◇^)
気になるあの女の子の気を引きたくてこっそりレートを上げたい方におすすめのPTとなっております。ぜひおためしあれ。
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