メガシンカ最弱候補のメガピジョットについて真面目に考える
例えばポケモンを弱いというと怒る人もいますが、「シングルバトルにおいてメガピジョットがあまり強くない、どちらかというと弱い」という事実は変えられないと思うし使用率がそれを物語っていると思われます。
だからといって使わない理由には成りえず、こうやってメガピジョットについて考えるのはカッコいいからですね。
※ほぼ自分用のメモを公開しているに過ぎないため乱文注意。
・メガピジョットについて
能力比 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ピジョット | 83 | 80 | 75 | 70 | 70 | 101 | 479 | するどいめ/ちどりあし/はとむね | |
メガピジョット | 83 | 80 | 80 | 135 | 80 | 121 | 579 | ノーガード |
ORASで追加されたメガシンカポケモンの一匹。素早さや特殊攻撃力が飛躍的上昇し、申し訳程度に耐久も強化された。
といっても元のピジョットの能力がさほど高くないため、メガボーマンダやメガバンギラスのような圧倒的種族値にモノを言わせて戦うことができない。あくまで弱点をとられなければ一発は耐えるといった程度の耐久でしかない。
・7世代での強化点
初速がS121
凶悪なポケモン、ミミッキュのかげうちで先制されない
・7世代での弱体化点
浮いているポケモンなので各種フィールドの恩恵を受けることができない
Z技の強化により、貴重な「高威力特殊飛行技使い」であるアイデンティティの危機
(テッカグヤどころかウルガモスですらヒコウZしてくる時代)
混乱自傷確率低下
カプ・レヒレのミストフィールドにより混乱無効
等、速い素早さで動けるようになっただけでほとんど強化といった強化も見られず、非常に厳しい。
また、本来カモにできるであろうメガフシギバナや格闘タイプもかなり少なくなった。
バシャーモに関しては加速を挟まれると上から処理されるため有利とは言い難い。守る読み身代わりもリスキー。
おそらく最もメジャーな技構成は
ぼうふう / ねっぷう / みがわり / めざ氷
かとおもわれる。
他の技の選択肢としては破壊光線がタイプ一致で放てることに注目したい。大爆発感覚で採用できると思われる。
熱風があるためナットレイにもある程度強く、どくどくを必中でうてる点もポイント。ピジョットのウェポンは往々にして命中率が9割な技が多く、確実にあてられる0点は大きい。
ただしノーガードはメリット以上にデメリットが多く、一撃必殺技やストーンエッジ必中など非常につらいものが多い。
よってそれらをケアできるポケモンを控えにおくことが理想的である。
・苦手そうなポケモン
ゲッコウガ……そもそも上をとられて冷凍ビームをうたれる。一緒に手持ちにいれられている水ロトムはおそらくゲッコウガ対策であろう。草Zゲッコウガは土下座。
(メガ)バンギラス……有効打がない。エッジ必中で当てられる。ピジョットは死ぬ。スイッチ版ポケモンではピジョットに気合い玉くださいマジで。
マンムー……氷の礫持ちは厳しい。
ヒードラン……基本的に有効打がない。
このポケモンが何より厳しいところは得意なポケモンが居ないところであり、明確な役割対象がほとんどいない。弱点もメジャーであり当然ながらスカーフテテフでサイキネをされるだけで倒れる。
そのため、できれば脇で固めるポケモンは受けまわしができる高種族値のポケモンや優秀な耐性・特性を持っているポケモンであることが望ましい。
特にメガバンギラスに龍舞する隙を与えてしまうのはかなりの痛手。舞われても後出しで処理できるポケモンが望ましい。
その点ではPGLにも載っているガブリアスはかなり相性が良いといえるだろう。ただし特殊バンギラスの冷凍ビームが裏目。
耐性的にはカプ・レヒレを相棒にしたいところではあるが、ミストフィールドが発動してしまうのが欠点。また電気が一貫する。混乱そのものも弱体化したため、暴風は高威力飛行特殊型と割り切るのもアリか。
カプ・レヒレ、ガブリアスで固めるとテッカグヤがやや重くなる。
H252補正なしカグヤに対しての熱風のダメージがこちら。
攻: メガピジョット Lv.50
防: テッカグヤ Lv.50
ダメージ: 112〜132
割合: 54.9%〜64.7%
回数: 確定2発
急所ダメージ: 168〜198
割合: 82.3%〜97%
補正: (ダメージ補正なし)
チョッキ、やどりぎまもる食べ残しによる回復、相手のめざ氷等を考慮するとかならずしもテッカグヤに有利とはいえない。
あくまでメガピジョットは掃除役に徹することにして、ほかのポケモンに削りを任せるのが良いかもしれない。
そこで推したいのが最近はほぼ見ない炎Zガブリアスである。呼ぶカプ・コケコや霊獣ボルトロスの対面で有利に立ち回れる上、呼ぶテッカグヤを削りあるいは倒すことができる。炎ポケモンを採用しないことであえて鋼を誘うなんてこともアリかもしれない。
ただし、最近のコケコはほぼめざ氷標準搭載なのでガブリアス対面で強気にめざ氷をうってくる可能性もある。このあたりは実戦で使って使用感を確かめたい。
並びの案
メガピジョット / カプ・レヒレ / ガブリアス
呼ぶゲッコウガに対してカプ・レヒレが強い。電気の一貫をガブリアスで切る。
バシャーモに対しても隙を見せづらい。
テッカグヤがやや重くビーストブーストされると厄介極まりないため隙を見せないように炎Zを採用もしくは炎の牙が欲しい。
ニトチャめざ氷メガリザYの可能性を考えるとガブリアスの持ち物はスカーフも良い。
メガピジョット / ナットレイ / スイクン
ナットレイが霊獣ボルトロスの高速移動や悪だくみの起点になりそうなのが気になるところ。高速移動型がやばいのでまさかの岩Zナットレイやエッジ搭載ナットレイがアリか。なおメガリザYでこの並びは壊滅する。
ナットレイを採用する場合メガピジョットの身代わりはとんぼ返りもありだと考えている。用途はミミッキュの化けの皮をはがしフェアリーZもしくはじゃれつくを受ける作戦。
メガピジョット / カバルドン / 何か
メガバンギラスに舞われても大丈夫なようにカバルドン。エッジを撃ってくれたらおいしい。
あくびステロを挟み受けまわしをできるようにしたい。
残りは実際に使ってみて判断することにします。
メガピジョットについていい並びを考えついたひとはぜひTwitterで教えてください。
ブログの名前変えやすいようにしよ
— みなぎ@今期は遊びます (@mairin_game) 2017年8月1日
なにがいいかなー
余談ですがブログタイトル変更検討中です。