比較的先発で出てきやすいポケモンたちのまとめ「タイマン性能が非常に優秀編」
こんにちは。今回はウルトラサンムーンに向けて比較的初手に出てきやすいポケモンをまとめていこうと思います。
自分なりの備忘録もかねておりますが、ある程度知識をつけることにより選出予想等が捗りバトルで優位に立てる可能性があります（この記事に書いてるポケモンが必ず初手に出るとは断言できませんが）。
ポケモンは知識ゲー。相手が何をしてくるかを理解した上で構築、選出を組み立てることが最重要であり、相手の戦略を知ることが勝利への近道であると考えています。
今回は初手に出てきやすいポケモンを筆者の体感でチョイスしてみました。ポケモンによっておおざっぱに何をしてくるかを書いているので初心者の方の参考になれば幸いです。
初手に出てきやすいポケモン？
おおざっぱにわけて、以下の通りに分類できるのではないかとおもいます。
1.タイマン性能が非常に優秀
2.ステルスロックを撒きにくる / あくびなどで起点をつくりにくる
3.天候パの始動要員
この３種類のタイプに絞って簡単にポケモンを解説していきます。
が、予想以上に長くなったため今回は1のポケモンについて書いていきます。
1.タイマン性能が非常に優秀
見るからに強そうなポケモンたちです。皆さんのPTはこれらのポケモンを初手に出されてPTが崩壊しませんか？しそうなら構築を見直した方がいいかもしれません（自分への戒めでもある）。
・ウォッシュロトム
後述のマンムーをはじめとするステロ撒きポケモンに対して有利なポケモンです。最近は確実に役割を遂行するために水Ｚが多い印象。初手のポケモンが多く所持している地震を無効化する特性「浮遊」とボルトチェンジを駆使して戦います。草Ｚ以外のほとんどのゲッコウガに強い点も◎
苦手なポケモン 草Ｚゲッコウガ、メガリザードンＹ、カプ・コケコなど
優秀な水・妖のタイプと専用技「うたかたのアリア」で初手のポケモンに有利をとって後続に負担をかけていきます。
この記事の中ではおそらく、比較的初手に出ない方のポケモンであるが出し負けると壊滅状態に追い込まれることがあるので記述。
苦手なポケモン ジャローダ、ゲンガー、ボルトロス、カプ・コケコ、メガリザードンＹなど
・ゲンガー
初手に出てくるゲンガーはきあいのタスキ、ほろびのうたメガゲンガー、催眠術メガゲンガー、鬼火ゲンガーと型が多く読みづらい。
だがゲンガー対策がおろそかになっていると敗北に直結するため、できる限りゲンガーを見た場合はゲンガー対策のポケモンを用意したい。
襷ゲンガーかメガゲンガーの見分け方だが、PTにメガシンカできるポケモンが１匹しかいない場合はほとんどの確率でそのゲンガーはメガストーン持ちである可能性が高い。
また、ゲンガー自体が浮遊を失い弱体化し、６世代に比べると数を減らしつつある。
苦手なポケモン スカーフガブリアス、ギルガルド、ミミッキュ、メガミミロップなど
・カプ・コケコ
優秀な電気/フェアリータイプであり、専用特性によりあくびやキノコの胞子に強い。
また、挑発やリフレクターといったサポートを持ちつつボルトチェンジもできるため型の判別が難しい。
稀にスカーフ持ちや物理型などがいるがほとんどがデンキＺ持ち。
色違いのコケコは臆病固定なのは覚えておくと対戦で役に立つ。
ガブリアスやランドロスに対して有効なめざめるパワー氷やマジカルシャインを持つが、この２匹は気合いのタスキやこだわりスカーフの所持率が高いため先発で対面すると後続のテッカグヤなどに交代される可能性が高い。
メガゲンガーとは同速対決となり、コケコが電気Ｚやメガネを所持している場合は先に動いたほうの勝ちとなる。
苦手なポケモン スカーフガブリアス、ドリュウズ、メガフシギバナなど。
ミミッキュと並び７世代最強クラスのポケモン。器用さが売りのミミッキュに比べると圧倒的な力技を持つ攻撃的なポケモンであり、エスパー技の一貫があるPTはテテフにより壊滅するため望ましくない。
こだわりスカーフやメガネにより圧倒的火力で制圧していくポケモン。
悪タイプに対してムーンフォースも持ち合わせているため、持ち物をこだわりスカーフと決めつけて悪タイプのポケモンを出すとムーンフォースを打たれる等、痛い目にあうこともしばしば。エスパーＺの個体も一定数いる。
対策が非常に難しいため、PT単位で隙を見せないようにしたい。安全に倒すのであればミミッキュや気合いのタスキ持ちポケモンが有効か。
苦手なポケモンを記述するが、交換読みでシャドーボールや霊Ｚ、気合い玉やカクトウＺを打たれる可能性もあり決して確実に処理できるわけではない。
苦手なポケモン メガメタグロス、ギルガルド、ヒードラン、ナットレイ
・ウツロイド
強力な特性「ビーストブースト」を持つウルトラビースト。極端な種族値、攻撃を行うには優秀すぎるタイプ岩/毒、ステルスロックやどくびしなどサポートが豊富と器用なポケモン。
持ち物はほぼ気合いのタスキかこだわりスカーフだが初手で出してくるウツロイドは判別が難しい。
稀にどくどく＋みがわり型などもあるので出し負けないようにしたい。
コケコと同様、サブウェポンにマジカルシャインやめざ氷を所持していることがある。
苦手なポケモン ランドロス、ガブリアス、ゲッコウガなど
・ラティオス
初手に出てくる起点作りポケモンやロトムなどのポケモンを流星群で強引に突破するポケモン。ラティハッサムという並びが有名で、裏にハッサムが控えていることが多い。
今は数を減らしているが、おきみやげやリフレクターなど後続のサポートも可能なので、アタッカーと決めつけると一本取られる。
苦手なポケモン ゲッコウガ、メガゲンガー、ミミッキュ、フェローチェなど
・キノガッサ
対策をしていないとPTが壊滅状態に追いやられるポケモンの一匹。エレキフィールド等で弱体化したものの、それゆえに警戒を怠るトレーナーが多かったためかシーズンによって増加したりしなかったりするポケモン。
威力60以下の技の威力を底上げする優秀な特性「テクニシャン」に加え、先制技のマッハパンチ、リザードンの攻撃を襷で強引に耐えて繰り出す岩石封じ、キノガッサの代名詞である確実に１匹ポケモンを眠らせるキノコの胞子と非常に高いタイマン性能を持つ。
対策できるポケモンを一匹は用意したい。
苦手なポケモン みがわり持ちゲンガー、カプコケコ（＋ボルトチェンジでガッサを受けれるポケモン）、メガフシギバナ、モロバレルなど
・メガリザードン
初手にリザードンを繰り出される場合、ほとんどのリザードンはＹ（だとおもう）。
だが、上手いプレイヤーはその読みを逆手にとってリザードンＸを出して初手の有利対面で剣舞を積んでくる。ってか実際この前仲間大会でやられました（）
メガリザードンＹは前述のとおりかなりの初手に出てきやすいポケモンに有利をとれる上にＸかＹか判別不能なので強気に攻めることができる。
共通してウォッシュロトムに強いという特徴もある。相手にマンムーやランドロスがいるからといってうかつに初手にウォッシュロトムを投げると勝敗に直結する。っていうかしたのでリザードンについて書いています。
ＸでもＹでも対応できるポケモンを初手に投げるとＶＳリザードン入りPTには安定する。
苦手なポケモン キノガッサ、水Ｚゲッコウガ、ウツロイドなど
初手で投げられることもあるポケモン。受けループのグライオンなどに対して初手で投げ、有利対面でみがわりをしていくことで竜舞を積むチャンスを自ら作る最強クラスのメガストーン持ちポケモン。
マンダといえばカバルドンなどで起点を作ってから繰り出されるイメージがあるが、あまりにも刺さっているPTは初手から繰り出されることがあるので注意したい。
苦手なポケモン ゲッコウガなどボーマンダより先にうごけて弱点をつけるポケモン
６世代の王者。弱体化したものの初手のタイプ一致ねこだましは非情に強く、安全に気合いのタスキをつぶして後続のポケモンにつなげることができる。
また、メガシンカ前の特性きもったまによりミミッキュに猫だましをあてることも可能。
また、有利対面に対してグロウパンチで積み強引に捨て身タックルで突破することもある。
サブウェポンは最近はナットレイやカグヤ意識のほのおのパンチが多い印象。
ガルーラ入りのスタンダードなパーティーはガルーラから入ってくるトレーナーが多いのでできるだけ隙を見せない選出にしたい。
苦手なポケモン メガルカリオなど
ここまで読んでくださった方はお気付きであろうが、ゲッコウガはその優秀な技範囲ゆえにほとんどの初手で繰り出されるポケモンに有利をとれる可能性のあるポケモンである。
カプ・コケコで上から１パンで余裕かと思えば、最近はこだわりスカーフ持ちのゲッコウガまで現れる始末である。
攻撃範囲は優秀だが、基本的に防御面は比較的弱いため、一発耐えて弱点をついて殴ることができれば倒すことができる。フェアリーＺミミッキュが比較的安定していると言えよう。
苦手なポケモンを記述するが、ゲッコウガのウェポン次第ではあっさりやられる点には留意されたし。
苦手なポケモン マリルリ、ウォッシュロトム、ミミッキュなど
高いタイマン性能を持つ７世代最強ポケモンの一角。初手で繰り出しても全抜きストッパーとして死に出しで繰り出しても強い。
型を決めつけるのは危険だが、最近の初手に出してくるミミッキュは比較的呪い持ちの傾向があるように思える。
PTに鈍足ポケモンの明らかなトリルエースポケモンがいる場合は初手のミミッキュがトリックルーム持ちであるため、比較的挑発が安定する。
苦手なポケモン テッカグヤ、エンテイ、ランドロス、マンムーなど
